01.26(金)の給食
牛乳
ごはん
チムシンジ
ミヌダル
クーブイリチー
今日の給食は、沖縄の伝統的な食文化についての献立です。沖縄になる前の琉球時代の伝統料理は色んな料理があります。まずは、宮廷料理です。宮廷料理とは聞いたことありますか?宮廷料理は、沖縄になる前の琉球時代に各国から沖縄に訪れるお客さんにおもてなしするために作られた料理です。料理だけではなく琉球漆器の使われた華やかな食器と一緒にふるまわれていました。琉球時代からおもてなし精神のある温かく優しい沖縄が料理にも現れていますね。そんな宮廷料理の1つ給食の献立「ミヌダル」です。ミヌダルは、豚肉に黒いごまをまぶして蒸す料理です。宮廷料理は、冷めても美味しく食べれるようにと味付けなど工夫されています。昔の人知恵が詰まった宮廷料理です。次に琉球料理です。琉球料理は、沖縄での言葉「ぬちぐすい」、「クスイムン」という「命の薬」という言葉の意味があり、食事は病気をなおすという考えがあります。特長として、豚肉を多く使った料理や食材の味をいかした料理など昔の人の食材を大切に扱っているという気持ちが伝わります。その中で今日の給食は、琉球料理「チムシンジ」、「クーブイリチー」です。「チムシンジ」は、豚のレバーが使われていて、琉球時代は、風邪ひいたときに食べられていたそうです。クーブイリチーは、昆布の料理という意味で昆布は、「よろこぶ」とかけてお祝いなど縁起のよい料理です。沖縄の伝統的な料理には、1つ1つ意味があり琉球王国時代から大切に食べられてきています。そんな大事な伝統的料理をどんな意味があるのか考えながら食べるときっと昔の人がどんなふうに食べられていたのか気持ちが伝わります。みなさんもしっかり沖縄の大事な伝統料理を知りどんどん伝統料理を引き継いでいきましょう!